【ビギナー向け】ブラックジャックのカウンティング講座

ブラックジャックのカウンティング講座 テーブルゲーム

皆さん、カードゲームの攻略法でカウンティングという言葉を聞いたことありますか?

カウンティングとは、場に出たカードを記録していき、シューに残っているカードを予測してゲームを有利に進めていく攻略法の一つです。

カードを瞬時に計算していくというテクニックが少々必要となりますが、その効果は絶大!! ランドカジノが禁止しちゃうくらい期待値が高いことで有名なのです。

ブラックジャックのベーシックストラテジー」についてもまとめたのでそちらも参考にしてみてくださいね♪

この記事では、ブラックジャック初心者でもすぐにカウンティングをマスターできるよう、シンプルなやり方をレクチャーしていきます!

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Chapter1/カウンティングの仕組み

カウンティングとは先述した通り、場に出た全てのカードを覚えていくことで、シューの中にあるカードを予測する攻略法です。

シューとはこれから配られるカードの束のことを言います。

ブラックジャック シュー

ブラックジャックは一般的に1~8デッキが使用されます。 

※1デッキ=ジョーカーを除いた52枚 
※ゲームによりデッキ数が異なります 

ゲームの進行に伴い、ディーラーがシューから1枚ずつカードを配っていくと、シューの中のカードが減っていきます。 
場に出ていったカードはシャッフルするまでシューに戻されることがないため、場に出たカードを全把握できれば、残ったカードの種類を予測することが可能となるのです。 

カウンティングのタイミング 

カウンティングのタイミング

ブラックジャックは一般的に1~8デッキが使用されていると説明しましたが、各テーブルのタイミングでカードのシャッフルが行われます。

カウンティングを行う際は、シャッフルした直後が好ましいでしょう。

シューの中のカードが減った状態でカウンティングを開始した場合、すでに場に出たカードを把握していない状態でカードを予測するのは不可能だからです。

カウンティングに必要なポイント!

カウンティングをして今後出てくるカードを予測することにより、積極的にアクションしていくか、慎重にプレイをするか判断することが可能となります。

しかし、その判断をするにはブラックジャックのポイントを押さえとく必要があります!

※ブラックジャックの基本ルールをまだ完全にマスターしていない人は、「ブラックジャックのルールと遊び方ガイド」を先にチェック♪

カウンティングのポイントその1★「10」はキーナンバー

ブラックジャックでは、とにかく「10」と数えるカードが多い! その出現率は30%以上になり、これは3回に1回の確率で「10」と数えるカードが出現することになります。

トランプの数字・絵柄カウント方法
数字のカード2~10数字のままカウント
キング(K),クイーン(Q),ジャック(J)10とカウント
エース(A)1または11とカウント

実は、シューの中に「10」と数えるカードが多ければ多いほどプレイヤー側が有利になると考えられています。 

例えば、最初に配られた2枚のカードの合計値が9,10,11など高い数字だとします。次に配られるカードが10の場合、21に近づけられるため期待値が高くなるのです。 

ブラックジャックのポイントその2★ディーラーの手札は17以上になる必要がある

ブラックジャック ディーラー

先述でシューの中に「10」と数えるカードが多ければプレイヤーにとって有利になる。と説明をしましたが、これはディーラーにとっては逆に不利な状況になります。 

その理由は、ディーラーは合計値が17以上になるまでカードを引かないといけないという特殊なルールが存在するからです。 

例えば、ディーラーのハンドの合計値が低い数字だった場合、17以上になるまでカードを引いていかなければなりません。 
手札が12以上であれば、次で10を引いたらバーストですよね。 

この条件によってディーラーがバーストしやすい状況を作ってくれるのです。 

したがって、「10」と数えるカードが多ければプレイヤーにとって有利な状況になります。 

Chapter2/カウンティングのやり方を学ぼう! 

次に、カウンティングのやり方を学んでいきましょう! 

ブラックジャックでは複数のプレイヤーが同席することが可能なため、ディーラー含めて全プレイヤーのハンドを覚える&把握する必要があります。自分のハンドを覚えるだけでも大変そうですよね。カウンティングでは、その「記憶力」がキーとなるのです。 

攻略法の中でもハードルが高いカウンティングですが、カウンティング方法には様々な種類が存在します。その種類により難易度が大きく異なっていくため、自分のレベルに合わせて使用することが可能です。 

なお、カウンティングの中でも最も有名といわれるのが『ハイローシステム』です。 

ハイローシステムは初心者でも覚えやすいカウンティング方法と言われているので一緒にマスターしていきましょう! 

ハイローシステム 

ハイローシステムはカードを「プラス」「マイナス」「プラスマイナスゼロ」の3つにグループに分けてハンドをカウントしていきます。 

ブラックジャック ハイローシステム

場に出ているカードを各グループの数字に当てはめて計算していきます。 

例えば下記のようにカウンティングをします。 

ブラックジャック カウンティングの例
  • ディーラーのハンド:7→±0 
  • プレイヤー1のハンド:10,4→-1+1=0 
  • プレイヤー2のハンド:K,8→-1+0=-1 
  • プレイヤー3のハンド:6,K→0-1=-1 

全ての数字をカウンティングすると下記のようになります。 

0+0-1-1=-2 

結果が-2になりましたね。 

ハンドを瞬時に計算する必要があるものの、ハイローシステムによって簡潔にグループ分けされているので、カードを全て覚えるよりもハードルが低くなっていると思います。 

さて、カウンティングを行った後、合計値がプラス」「マイナス」「プラスマイナスゼロのどれかになります。 
このカウンティング結果により、シューの中に「10」の役割のカードが多く残っているか、または少ないかを判断していきます。 

♦カウンティング結果がプラス2以上 

カウンティングの結果がプラスになる場合、シューの中に「10」の役割をもつカードが多く残っていると判断できます。 
そのため、プレイヤーにとって有利な状況です。カウントが大きくプラスになるようなら、ヒットやダブルダウン等のアクションを積極的に行っていきましょう。 

♦カウンティング結果がマイナス2以上 

カウンティングの結果がマイナスになる場合、シューの中には「10」の役割をもつカードが少なく、すでに場に出てしまっていると判断できます。そのため、プレイヤーにとって不利な状況です。ハンドを21に近づけるチャンスが低い&ディーラーがバーストしづらいと判断できるため、慎重にアクションを選択していきましょう。 

♦カウンティング結果がプラスマイナスゼロ 

どちらともとれない状況といえます。通常通りゲームを進めていきましょう。 
しかし、ブラックジャックには1デッキの中で10の役割を持つカードが16枚、30%の確率で登場すると説明をしましたよね。 
運よく自分のハンドに最適なカードを引ける可能性もあるので、慎重にアクションを進めていきましょう。 

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Chapter3/ハイローシステムを練習しよう 

では、ハイローシステムのカウンティング方法を練習してみましょう。 

★1ゲーム目 

ハイローシステム 1ゲーム目
  • ディーラーのハンド:8,2,4,3 → 0+1+1+1    =    +3 
  • プレイヤー1のハンド:Q,K     →    -1–1             =    -2 
  • プレイヤー2のハンド:7,2,4,8  →    0+1+1+0    =    +2 

カウントの合計は「+3-2+2=+3」 

合計値がプラスとなったため、プレイヤーにとって良い状況と考えられます。しかし、まだ1ゲーム目なので様子を見ましょう。 

★2ゲーム目 

ハイローシステム 2ゲーム目
  • ディーラーのハンド:7,10         →    0-1             =    -1 
  • プレイヤー1のハンド:4,J,A,5  →   +1-1-1+1    =    0 
  • プレイヤー2のハンド: K,7       →    -1+0           =    -1 

カウントの合計は「-1+0-1=-2」 

1ゲーム目と合わせると「+3-2=+1」となります。 

★3ゲーム目

ハイローシステム 3ゲーム目
  • ディーラーのハンド:6,J,3       →    +1-1+1    =    +1 
  • プレイヤー1のハンド:8,5,Q    →    0+1-1      =    0 
  • プレイヤー2のハンド:6,10      →    +1-1         =    0 

カウントの合計は「+1+0+0=+1」 

2ゲーム目までの結果と合わせると「+1+1=+2」となります。 

合計結果がプラス2となったので、シューの中に「10」の役割をもつカードが多く残っていると判断できます。 
この場合は「ヒット」や「ダブルダウン」など積極的にアクションをするチャンスと考えられるでしょう。 

Chapter4/実践する前にカウンティングの注意点 

ブラックジャックでカウンティングを使用する際の注意点

ハイローシステムなどのカウンティングは効果が期待できると言われているため、覚えたらすぐに使いたくなるかと思います。 
しかし、使用できる場所やタイミングなど気を付けないといけない点がいくつか存在します。せっかく覚えた攻略法をムダにしないためにも注意点を見ていきましょう! 

カウンティングが使える場所 

ベラジョンカジノ ライブカジノ

ブラックジャックのカウンティングはいつどこでも使える攻略法ではありません。 

カジノで遊べる場所と言えば・・・ 

①ランドカジノ 
➁オンラインカジノのビデオゲーム 
➂オンラインカジノのライブカジノ 

この3種類かと思います。それではそれぞれカウンティングが行える場所なのか見ていきましょう。 

①ランドカジノ 

多くの海外のランドカジノではカウンティングは禁止行為とみなされています。もちろんペンでメモを取る、または動画撮影なんてもってのほか。 

もしカウンティングを行うのであれば、全て頭の中で計算をして自分の記憶力に頼るしかありません。しかしランドカジノ側にカウンティングをしていることがバレた場合は、そく退場&出禁になりますのでご注意ください! 

➁オンラインカジノ:ビデオゲーム 

ベラジョンカジノなどのオンラインカジノには、ビデオゲーム式のブラックジャックが遊べます。コンピューター相手ですし、ベットは自分のタイミングで行うことができるので、ゆっくりメモを取りながらでも大丈夫♪ 

しかしここで注意! 実はビデオゲームのブラックジャックは、シューの中のカードがいつシャッフルされているのかわかりません。 

シャッフルのタイミングが分からなければ、カウンティングを行ってもカードを予測するのは不可能です。 

ビデオゲームだとカウンティングの効果を試すことはできませんが、オリジナルブラックジャックといった無料で遊べるデモモードなどがあるので、お金を賭けずにまずはカウンティングを練習したいときに試してみてもいいかもしれませんね! 

➂オンラインカジノ:ライブカジノ 

ライブカジノはこの3つの中でもっともカウンティングをしやすい環境が整っています。 

実際のディーラーとの対戦となりますが、オンラインカジノなので誰に見られているわけでもありません。そのため、メモを取りながらゲームを進めることが可能ですし、カードのシャッフルのタイミングも確認できます。 

しかしここでも注意! オンラインカジノであってもカウンティング行為を禁止しているサイトもあります。 

ベット額の変動によってカウンティングをしていると疑われれば、勝利金没収なんてこともあるかもしれないので気を付けてくださいね! 

<おまけ> 

カウンティングには自動で計算をしてくれるツールが存在しますが、ツールを使用してのプレイを禁止しているオンラインカジノがほとんどだと思います。勝利金没収だけでなく、アカウント閉鎖なんてことも・・・簡単で便利なツールですが、使用する際は自己責任でお願いします。 

カウンティングは必勝法ではない

ブラックジャックの必勝法

カウンティングは確率をもとに予想をする攻略法なので、結果が出ることで有名です。しかし、100%勝てると過信するのはやめましょう。カウンティングを使っても負けるときは負けます。 

ですが、慎重に進めていけば安定的に利益を積み上げることは可能だと思うので、最善なアクションをするための判断基準の一つとして利用してください♪ 

ブラックジャックの必勝法」について詳しくまとめている記事もあるので、参考にしてみてください!

カウンティング方法まとめ 

ブラックジャックの勝率を上げるために有効な「カウンティング方法」についてご紹介しました。 

カウンティングは初心者にとってはハードルの高い攻略法だと思われがちですが、ハイローシステムならカードをシンプルにグループ分けしていますし、簡単な計算のみです♪ 

カウンティングに慣れるまで紙とペンを使用して練習あるのみ!! ブラックジャックで勝率アップのために、是非挑戦してみてくださいね♪ 

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