オンラインカジノの儲けにかかる税金と確定申告が必要かがわかるガイド | VeraJohn Nippon

税金&確定申告、メイン画像 カジノInfo

オンラインカジノプレイヤーの皆さんは、オンラインカジノで遊ぶときに、勝ちたい! 儲けたい! と思っている人が多いんじゃないでしょうか。

オンラインカジノには1回の大当たりで億超えの勝利金を手にする可能性もあります。

例えば、ベラジョンオンラインカジノでも大人気のプログレッシブジャックポットで有名なMicrogaming社のメガムーラです。メガムーラでは、2021年に、なんと25億円を超える勝利金を手にしたプレイヤーがいるんです。

こんな時、「億万長者だ、やったー!」という勝利の喜びの後に、「じゃあ税金はいくら払わないといけないのか? 確定申告は必要なのか?」といった現実的な疑問が降ってきちゃいますよね。

結論としては、一定額以上のオンラインカジノで得た利益については、一時所得として税金を払わないといけないのです。そのため、確定申告が必要になります。

それでは、オンラインカジノで得た利益にかかる税金はいくら? 確定申告が必要な金額はいくら以上? など、わかりやすく説明していきます♪

オンラインカジノで得た利益は確定申告が必要

確定申告

オンラインカジノで利益を得た場合、「一時所得」に分類され、税金を払う必要があります。 

一時所得とは、「営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得」とされています。 

一時所得には例えば、こんなものが挙げられます。 

  • 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。) 
  • (2)競馬や競輪の払戻金(営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。) 
  • (3)生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等 
  • (4)法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものを除きます。) 
  • (5)遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等 
国税庁公式サイト

ただし、オンラインカジノで獲得した利益が一定金額以下の場合は、確定申告不要なんです。 
それでは、オンラインカジノでいくら以上利益を得た場合に、確定申告が必要になるのでしょうか? 

  • 年間で50万円以上利益がある場合、確定申告が必要
  • 会社員の場合は、年間で90万円以上利益がある場合、確定申告が必要

つまり、会社員で他に収入がある場合は、オンラインカジノで年間90万円以上の利益がある場合のみ、税金を支払う必要があり、確定申告をしないといけません。 

自分がオンラインカジノでいくら利益を得たか、ですが、利益とは、以下の通り定義されます。 

【利益】=【収入金額】-【支出金額】

利益の計算をするときは、勝利して利益が出たゲームの賭けに利用した賭け金額のみを計算に含めるので要注意です。負けたゲームの賭け金額は支出金額に含まれません。

例えば、50万円を賭けて250万円勝った後に、100万円賭けて負けた場合は、50万円のみが支出金額、そして勝利金250万円が収入金額となります。

2つの賭けを合計すると100万円の勝ちですが、税金を計算する場合は、250万円の収入金額から50万円の支出金額を差し引いた200万円の利益を得たと考えます。

一時所得と課税対象額の計算方法

オンラインカジノ確定申告

オンラインカジノで年間いくらの一時所得を得たのか。そのうち、課税対象額はいくらか。その計算方法を紹介します!

一時所得と課税対象額は、以下の計算式で計算することができます。

【一時所得】 = 【利益】-【特別控除額 最高50万円 】
【一時所得の課税対象額】 = 【一時所得】÷ 2

上記の方程式からわかるように、最高50万円の特別控除額が設定されています。そのため、利益が50万円以下の場合には、確定申告の必要な課税対象となりません。さらに、一時所得の課税対象は、一時所得の金額の半分なんです。

一時所得の課税対象額がわかれば、所得税の税率をかけて、税金の金額を求めることができます。

税金の計算方法

オンラインカジノ税金圭さん

一時所得の課税対象額を計算すると、次は所得額と税金を求めることができます。

所得額と税金は以下の方程式で計算することができます。

【所得額】= 給与等の所得 + 一時所得の課税対象額
【所得税】=( 所得額 - 控除額 )×【税率】

税金の計算方法を実践★その1

会社員の給料400万円とオンラインカジノの儲けがある場合を例に、実際に税金を計算してみましょう♪
確定申告の対象となる、1月1日から12月31日までの1年間のオンラインカジノの取引履歴が以下の通りだとします。

オンラインカジノの取引履歴(1月1日から12月31日まで)

日付 取引 金額 
2022-01-01 賭け金 20万円 
2022-01-03 賭け金 20万円 
2022-01-03 勝利 30万円 
2022-03-05 賭け金 60万円 
2022-05-15 賭け金 50万円 
2022-05-15 勝利 100万円 
2022-12-01 賭け金 50万円 
2022-12-01 勝利 100万円 

※ポイント※確定申告で税金の金額を計算するためには、勝利した賭けのみに注目する必要があります。負けた際の賭けは収支の計算に利用しません。

【一時所得】= (30+100+100) – (20+50+50) –50= 60万円
【一時所得の課税対象額】 = 60万円 ÷ 2= 30万円
【所得額】= 400+30 = 430万円

所得額に対する税率と控除額は以下の通りです。

195万円以下の金額 100分の5
195万円を超え330万円以下の金額 100分の10
330万円を超え695万円以下の金額 100分の20
695万円を超え900万円以下の金額 100分の23
900万円を超え1800万円以下の金額 100分の33
1800万円を超え4000万円以下の金額 100分の40
4000万円を超える金額 100分の45

(参照 所得税法89条)

所得額が430万円の場合、上記の表を見ると、税率が20%、控除額が427,500円なので、税金は以下の通り計算できます。

【所得税】=(4,300,000 - 427,500)×【20%】= 774,500円

税金の計算方法を実践★その2

オンラインカジノのみで収入がある場合で、税金の計算を実践してみましょう!
今回は、ベラジョンオンラインカジノのメガムーラで、日本円でちょうど25億円をジャックポットで当てたとしましょう。

1000円の賭け金で25億円の勝利金を獲得したとします。そして、1年間にこの1回の賭けのみで利益を得たと仮定します。

この時、利益は以下のように計算できます。

【利益】= 2,500,000,000 – 1,000 = 2,499,999,000
【一時所得】 = 2,499,999,000 – 500,000 = 2,499,499,000
【一時所得の課税対象額】= 2,499,499,000 ÷ 2 = 1,249,749,500

今回、所得はオンラインカジノの儲けのみなので、1,249,749,500円が所得額となります。

【利益】= 2,500,000,000 – 1,000 = 2,499,999,000
【一時所得】 = 2,499,999,000 – 500,000 = 2,499,499,000
【一時所得の課税対象額】= 2,499,499,000 ÷ 2 = 1,249,749,500

所得額が4,000万円以上の場合、上記の表を見ると、税率が45%、控除額が4,796,000円なので、税金は以下の通り計算できます。

【所得税】=(1,249,749,500 - 4,796,000)×【45%】= 560,229,075円

つまり、25億円のジャックポットを当てた場合、約5億6千万円を税金として支払うことになります。

ジャックポットで高額当選した場合、支払わないといけない税金も桁外れですね!

ただし、25億円から5億6千万円を税金として支払ったとしても、19億4千万円が手元に残るので、億万長者に変わりはありません♪
税金の計算方法がわかっていれば、オンラインカジノでいつ億超えのジャックポットを当てても安心ですね!

※勝利金の金額によっては、計算方法が異なる場合があります。より詳しい情報が必要な場合は、お近くの税務署へ確定申告の相談に行きましょう!

登録&新規特典ゲット

確定申告の方法

確定申告方法

オンラインカジノの税金はどうやって確定申告すればいいのでしょうか。
確定申告は、通常、対象となる年の翌年の2月16日から3月15日までに手続きをしないといけません。

確定申告の手続きは、確定申告書に必要事項を記載し、税務署へ提出する必要があります。

提出方法には以下の方法があります。

  • 税務署に直接、提出する
  • 郵送
  • 電子申告
  • 税務署の時間外収集箱へ投函

また、確定申告のために、オンラインカジノから取引履歴を請求する必要がある場合は、早めに取引履歴をオンラインカジノから取寄せておきましょう!

ベラジョンオンラインカジノの場合は、ゲーム履歴や入出金履歴の作成リクエストが可能です。また、マイアカウント上の取引履歴から過去6ヵ月以内の取引履歴が確認できるので、定期的に取引履歴を確認することも可能です。

オンラインカジノは特に確定申告が必要

ギャンブルで獲得した勝利金について、どのくらいの人が税金をきちんと支払っているんでしょうか。

競馬や競輪などの公営ギャンブルでは、賭けをして結果を当てた際、多くの場合、現金で勝利金を受け取ります。そのため、取引履歴として、受け取った金額がどこかに残らないことが多く、勝利金を獲得した全ての人が、きちんと確定申告しているわけではないとも言われています。

ただし、オンラインカジノの場合は、銀行口座を通して入出金することが多いので、勝利金を出金した場合、銀行口座にしっかりと取引履歴が残ります。オンラインカジノで儲けた利益については、税金の支払い忘れがないように、しっかりと確定申告すべき! とされています。

今回は、オンラインカジノで儲けた場合、確定申告をする必要があるのか? 税金の計算方法は? など、難しい内容になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

オンラインカジノでプレイする限り、いつ自分が億万長者になってもおかしくないんです! 税金についてもしっかりと知識を身に付けて、高額配当を獲得する準備をしておきまショー!

始めての人はベラジョンカジノの始め方も参考にしてみてくださいね。 

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